昨日で58歳になりました。
お祝い代わりでしょうか、帰路でお巡りさんにスピード違反でキップを切られました。
時速47kmというスピードは自分からしたら、センターラインがあり、信号も無く、直線が1km続く道路では決して早いスピードとは思えないのですが、そこが30km制限だと言われては従うほかございません。
しかし、よもやこの年まで生きるとは。
自分、漠然と50代までは生きられないだろうなと思っていたのです。
身体も弱いほうだったし、オツムの出来も良くないし、器量も良くない、無いもの尽くしだったもので、早々にこの世から消えるかなと。
そもそも、死というものをよく考える子供だった。
どうやって死んでいくのか、いつ死ぬのか、死んだらどうなるのか。
結論は出ない。
あたり前だ、死んでから生き返った人なぞいないのだから、参考になる意見はない。
ああ、臨死体験などは別です、あしからず。
そのように、よく死について考えていたので、コロナ過で多くなっているという噂の自死に関しても、どんなに辛いことがあっても思いとどまれたということかもしれません。
辛くても死の恐怖には勝ちます。
それくらい、死は怖いです。
何処かで見たか読んだのか、死を恐れることは無い、それは生まれる前と同じことなのだから、という言葉を覚えているのですが、それは生を知る前の話なので、生を知ってからとは話が違う。
人間、明日死ぬかもしれない、いや、これを書いた後の今日死ぬかもしれない。
そう思って生きていく。