潰されたほうの五輪開会式演出プランってAKIRAをモチーフにしたものだったそうですね。
自分もあの作品は好きですし、ストーリーに2020五輪も出てきますので、ある意味予言的だったとも言われる曰くつきな漫画なのですが、AKIRAをモチーフの演出でどれくらいの人が認識できるのかは微妙なところかしら。
数十年前の作品ですし、そもさんニューウエイブ御三家と呼ばれた中の一人だった大友先生の作品ですが、誰でも知っているという作品でもないですし。
作品内では、アキラに吹き飛ばされた東京の復興の象徴として五輪が催される予定だったのですが、冷凍されたアキラが覚醒し、前回の暴発で自我も吹き飛び、形骸のみの存在となったアキラが再度東京を吹き飛ばし、物語終盤には鉄雄とアキラが共鳴しあい、お互いを飲み込みあう形で収束し、なんとか東京は救われるんでしたっけ。
その後、金田やケイたちが新しい東京の再興をしていくんですよね。
つまり、破壊からの創造。
その意味で言うと、まだ破壊の真っ只中。