最近、ネットでよく中古CDを買うんです。
と言っても自分の場合、最新の音楽シーンには全くもって疎いので、主に60年代から70年代のものなんですがね。
所謂レコードでは所持していたがCDでは持っていないというやつで。
配信や流行のサブスクで良いとも思うんだが、人間が古いのか、自分が貧乏性なのか、物質としての音楽の入れ物がないと嫌なんですよね。
というのはあくまでマクラでして本題はストーンズだ。
J事務所ではない。
ローリング・ストーンズです。
最近、オリジナルメンバーであるチャーリー・ワッツが死去ということでニュースにもなっていたが、その絡みではなく、ここのところよくストーンズを聴いている。
個人的にはサタニック・マジェスティーズの、ほんと何を血迷ったか的なストーンズも大好きなんですが、やはりレット・イット・ブリードやベガーズ・バンケットあたりは今聴いても心地よい。
まあ本人たちは心地よい音楽を作っているつもりは毛頭無かったろうが。
この頃になると殆どブライアン・ジョーンズは機能はしていないのだが、でもたまにイカすスライドギターが聴こえてきたりして、その存在価値をチラリと垣間見せたりしていますね。
あと意外だったのはビル・ワイマンだ。
キースやミックからはセッションマン扱いされ、途中に脱退か解雇かされたのだが、聴きなおすとこの人のベースがやたら良い。
レコードからCDになってミックスで音圧が変わったのかしら。
それとも他に誰かセッションマンでもいたのか。
ストーンズもビートルズと同じく、誰が何を弾いているのかはっきりと分からないんだよね。
しかし、今更ながら思うのはミックの歌は本当に酷いね。
いや褒め言葉ですよ。
少なくとも世間一般のボーカリストの定義からは外れるような歌唱で、ディランと並んで、ほんとオンリーワンな人だ。
It’s only Rock’n roll