子供の頃からつるむのが苦手で、好んで一人でいたわけです。
かといって、不登校というわけではなく、学校の授業もそれなりに面白かった。
普通の児童とは逆に休み時間や給食の時間のほうが苦痛でしたね。
身体を動かすのが好きなほうではなかったので、小学校の頃は主に教室で本を読む、中学に上がってからは校舎の屋上にあがる階段の屋根に傾斜がついていて、そこに登ると人の目が届かないので、そこに寝転がって空を見ている、そんな学生時代でした。
そのくらいから人の集まりが苦手だったんですね。
二人や三人なら問題は無く、一緒に下校する友人などもいたのですが、数十人にもなるともうダメです。
よく花畑などで一面に咲き誇った共有群生は、遠くから眺めれば綺麗な景色ですが、すぐそばで見ると、その雑多さに眩暈がしてしまいます。
花ですらそうなので、一人一人のエゴが渦巻く人間など、とてもじゃないが無理ですね。
どうしましょう。