ちょっと前に全ての自動車を電気自動車にするとか総理がおっしゃっていましたよね。
自分などは、何を世迷言をと思って生暖かく見ていたのですが、今日ネットニュースを見ていたら、中古自動車市場が映し出す電気自動車不評みたいな記事を見かけて、やっぱりねと。
数年乗ればヘタってしまうと噂のバッテリーを持つという電気自動車に見切りをつけて買い換える人が多いが、リセールバリューも低いと。
スマホですら、中古を販売する際にバッテリーの%具合が価格に反映されるっていうくらい、電器で動くものに充電池は重要なファクターな訳ですが、何年も乗った電気自動車の充電装置がどれくらい劣化するのか、はたまた使い物にならなくなった充電装置の買い替えはどのくらいのコストがかかるのか、ガソリン車のバッテリーでさえケチって自分で通販で買って交換する人が多いというのに、そこらへん少し考えれば分かるものを。
また、これは自分は存じ上げないのですが、そこそこ大きなものであろう電気自動車の電池部分の廃棄って無償なの?
お金がかかるとしたら、そこらへんのコストも考えないと。
さらに、その充電池の処理作業は、電気自動車界隈が声高に叫んでいた環境問題的にどうなのか。
思うに、開発、開拓すべき順序が違うと思うんですね。
利益率の高いものから手をつけているようですが、本来、電気自動車本体の開発よりも充電池と充電インフラの整備が先なわけで。
どれだけ高性能な電気自動車でも、何処でもちょっと走れば充電設備があるみたいな環境でもない限り普及は難しいし、また一戸に最低一機は充電装置がないと、給油と違い数十秒単位ではなく、数時間単位の手間がかかる電気自動車では、こと時間にキッチリとした国民性の我々には厳しいことこの上ない。
都内など、車庫付き持ち家よりも賃貸の集合住宅の多い土地柄では、全車に充電設備が備わった駐車場なんかが無いとね。
当然、それらのコストは駐車料金に加算されると。
そう考えると、電気自動車って実質コスパが悪いと思うんですよね。
そして前にも書いたが、環境問題に関しても少し眉唾ものですし。
実際に走る際にガソリンを使わないことがエコだとするならば、充電池を作る際、廃棄の際、またその電気を発電の際の諸々の工程でもエコなのか?
そこらへん、教えてエロい人。