ここのところ、猛暑を超えた酷暑続きだ。
もう何年も前になるが、テレビ番組で高層ビルの話をやっていた。
なんでも、近年になって東京から埼玉にかけての地域で暑さが厳しいのは、海岸線に高層ビルを建てて海風の流入を止めてしまった事も、その一因にあるそうで。
都市計画というのは、そういうことも含めて考えなくてはいけないと結んでいた。
あの番組を観てからもう何年経ったろう。
思えば、猛暑酷暑が叫ばれ始めたのは汐留辺りに高層ビルが乱立された以降だな。
それだけが理由ではないだろうが、理由のひとつにはなるのかもしれない。
知ってか知らずか、その後東雲地域の開発と高層ビル化、そして今度は築地跡地の開発計画で高層ビル群が立ち並ぶ案もあるという。
風と共に生きるのは、ナウシカのいる風の谷の人たちばかりではない。