○△□みたいなメガネをかけている経済学者さんが、高齢者は集団自決みたいなことを喋って炎上というニュースを見た。
まあ、炎上というのはネットが当該ニュースで流すから起きているんだけどね。
言葉尻だとか、比喩表現だとかいう擁護の声もあるが、以前にも朝生の司会で有名な、というかそれでしか見ない田原さんに、自分から率先して身を退いたらいかが?みたいな事を本人の目の前でかましていたので、元より彼はそういう考えを根本に持ってはいるのでしょう。
自分も今年で還暦で高齢者の仲間入りなのだが、還暦と言えば永井豪先生の漫画で凄い短編作品があった。
優しい家族に囲まれ、幸せを感じ、これからも穏やかな老後を過ごそうかという男性がいるのだが、ふとある朝、彼が異臭に気が付き目覚めると、枕元に真っ黒なちゃんちゃんこが。
着るのを嫌がる本人をよそに、家族は「ご近所の目もあるので、みっともない真似はしないでくださいね」とクギを刺し、黒いちゃんちゃんこを無理やりに着せ、町の広場へ。
衆目の中、油の染み込んだ黒いちゃんちゃんこに点火がされ、真っ赤に燃え上がり還暦祝いの赤いちゃんちゃんことなる。
人口問題の窮余の策として、国が60歳で命の定年制を決めたという近未来の日本の姿を描いた漫画なのだが、この漫画を笑えない状況まで来ているということかしらね。