少女隊って随分過小評価をされていますよね。

当時のアイドル好きからも、他のアイドルとは一線を画すイメージ戦略だったので、多少敬遠され気味だったのかな。

妙齢女性をアーティスト気取りで売り出すには、少し時代が早かったのかもしれない。

彼女達の場合、本人達の資質や努力もそうだが、楽曲が良かった。

作詞は、意味は薄いがキャッチーな詞を書く秋元、作曲は中崎さんという方の曲が出色だった。

自分が特に好きなのは、渚のダンスパーティーだな。

もうアイドルの曲ってどういうものが理想かと言われたら、これですと言える、そんな曲でございます。

夏、ビーチ、仄かに薫る如何わしい誘惑、ソリッドなギターと耳に刺さるシンセの合成音。

そして、この時代には当たり前だが、歌番組では普通に生歌で歌う。

しかも、今の自称アイドル達のそれが全てでそれしかないダンスではなく、訓練された上でのしなやかで軽やかなダンス。

そう、あくまで彼女らは歌い手であって、ダンスは歌を引き立たせるギミックのひとつでしかない。

歌唱パーツの振り分けも、ちゃんと歌詞の意味と、その声質に合わせて振り分けられ、そして、生の歌番組でも決してハモリを外さない程度の歌唱力は当然持ち合わせる。

その晩年、Koreaという楽曲を出した事で隣の国での認知度も高いようだが、後のK-POP女性ユニットのイメージのベースのひとつにはなったんじゃなかろうか。

まあ、その音楽性は随分と異なるので穿った考えかもしれないが。

ところで、彼女達は当時、応援どころか今でいう所のバッシングの対象でもあったのだが、手引きしたのはJ事務所だという説(少年隊への意趣返し、名称のパクリ)は本当なのだろうか。

教えて、エロイひと。

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