音楽に限っての話です。
昔、ロンバケがブームになった後、大滝さんの作品に所謂パクリ云々という話題がございました。
まあ、有名税と言いますか、それだけブームになっていた証拠だとも思うんですが。
で、当のご本人、その事を面と向かって指摘された際、あっさりと指摘を認めたうえ、他にも30曲近いモチーフが盛り込まれているのですが、あなたに分かったのはそのひとつだけだったんですね?と、逆に問い詰めたそうで。
言葉の表現は多少差異があるとは思うが、上の文章で凡そ意味はあっていたと思うが、こんなことを言われたならグウの音も出ないな。
したり顔で音楽通を気取って問い詰めたら、あっさりと逆襲ってわけで。
30曲というのは氏が多少風呂敷を広げていた可能性もあるが、それに近いものはあったのでしょうね。
氏のオールディーズ好きはファンの間では有名でしたが、聴く音楽はある意味雑食性のビニールジャンキーで、ザッパまで好んで聞いていたらしいですからね。
でもまあ、氏の音楽を司る柱といえば、スペクター、ジョー・ミーク辺りでしょうね。
君は天然色のキメなんかはロイ・ウッドそのものだったりしますので、そこらへんの(氏の時代としては)新しいミュージシャンもよくチェックしていたんでしょうね。
全てのオリジナルは模倣から始まる、なんてな。