先日、長い間探していたCDが、普通にアマゾンで売っていたので迷わずに購入をした。
陽気な若き水族館員たちというオムニバスなんですがね。
ちなみに自分、既に若くもないし陽気でもない、ましてや水族館にも勤めておりません。
内容は以前にも書いた事のあるリアルフィッシュ、VOICE、ポータブルロック、ミオフーによるオムニバスアルバムで、メンバー全員によるツギハギソングも2曲入っている。
リアルフィッシュ、ミオフー、ポタロクの3組はこの後、メジャーレーベルでアルバムをリリースしてはいるが、VOICEのまともな音源って少ないので、意外と貴重かもね。
リアルフィッシュはデビューアルバム前で、荒削りながらデビューアルバム以上にピュアかつハチャメチャな演奏を聴かせてくれています。
ミオフーはメンバーにライダーズのフーちゃんがいることもあり、静寂と安定感という言葉がぴったり。
ポタロクは、後の渋谷系とは全く違う世界観を歌う野宮さんというのが聴きモノかしら。
端的に書くと幻想と現実。
このメンバーでツアーだかイベントだかをやったそうなんですが、揉めて泣き出す人もいるくらいで大変だったという話を、当時のインタビューで読んだ記憶がございます。
あ、プロデュースは鈴木K一さんです。
当時、彼の周りに集まっていた若い衆の作品を、なんとか世に出したいみたいな感じでのリリースだったのかしらね。
自分はレコードで所持はしていたのですが、前にも書きましたが既にプレイヤーを持っていないのでCDを探していたのです。
当時はさほど話題にもならず、売り上げも芳しくなかったとは思うのですが、CDは廃盤扱いで、中古盤では相当に高価で販売されていて手が出なかった。
なんでアマゾンで安く売っていたのか全く不明だ。
でもまあ、おかげさまで手に入れられて良かった、良かった。