小学校の頃だと思うが、健康診断でお医者さんから、君の鼻は蓄膿症になりやすいので注意したほうが良いと言葉をかけてもらった記憶がある。
当時は同級生に、いつも黄色い鼻水をじゅるじゅるさせている子がいて、その子が蓄膿症だと聞いていたので、嫌だなと思いつつも、でも自分は全然そういう気配が無いなとも感じていた。
でも、子供心に、注意しろって言ったって、どう注意するんだよとも思っていた。
月日が流れて大人になって思い返すと、予言どおりに何度も蓄膿症、所謂副鼻腔炎にかかっている。
子供の頃は記憶が無いがハタチ過ぎてからは、多いときには年に数回、身体に違和感が出たり、単に違和感で済まされないくらいの症状も出たりする。
外に出ない症状としては、頭痛、頭重とそれにともなう顔の疼き、痛み。
外に出る症状としては、くしゃみ、鼻水、鼻詰まりの3点セット。
副鼻腔炎でくしゃみというのを不思議に思うかもしれないが、自分の場合は花粉症と間違えるくらいのくしゃみ連発状態になる。
これは、炎症を起した鼻腔内を鼻水が動く事によって刺激されるんだと思う。
鼻詰まりも相当頑固で、アスファルトのように固まってびくともしなくなるのだが、何かの拍子でそれが動くと、その刺激で今度はくしゃみが止まらなくなる。
よく治療に際して、吸わないで鼻水を出すようにと書かれているが、言うは易しで、吸うぶんには多少は動くのだが、鼻をかんでも全く微動だにしないことがほとんどだ。
あまりに力を入れすぎて、鼻水じゃなくて目玉が飛び出すんじゃないかと思う時さえある。
今現在、副鼻腔炎が起きておりまして、数週間前に耳鼻科で投薬をしてもらい服用を続けていたのですが、薬があと少しの段になり、昨日、再び酷い鼻詰まり、くしゃみ連発が起きてしまい、今現在睡眠時間1時間程度でこれを書いております。
自分、口呼吸では眠れない性質で、片方の鼻だけでも開通していてくれたらなんとか眠れるのですが、不運にも昨晩は全て通行止めとなり、はあはあと口で息をしながら悶々と夜を過ごしました。
午前3時ごろ、何故か奇跡的に片方の鼻が微かに通じ、これは眠れるチャンスだと小躍りしたのですが、同時に愛猫も目覚め部屋内を駆け回り始めたので、少し可哀想ですが部屋から閉め出しさせて頂き、つかの間ですが記憶の無い時間を過ごし、次に目が覚めた4時過ぎに部屋のドアをカリカリと掻いている彼女を迎え入れた次第で。
ごめんよ、でも、おかげで少しは眠れたよ。
さて、今から夜が来るのが怖いのだが、今夜はどうなることやら。