ネットに、ワイドショーのコメンテーターが自分の意見を通したら辞めさせられたとかいう記事があったので読んでみた。
まあ、所謂政府への批判ばかりするワイドショーと、そう持っていこうとする司会者への反駁で保守的な意見を吐くと嫌な顔をされて、しまいには番組を降ろされたとかいう話なのだが。
記事を書いた方の評で、そんなことでいいのか?もっとオープンな議論を的な事が書いてありましたが、そうでしょうか。
そもそも、そういう番組の作りということは政府批判のほうが視聴率が稼げるからでしょう。
つまり、国のやり方に憤懣やるかたないと思っている視聴者が多いということでございます。
この場合、保守的な意見の方のほうがマイノリティで、当然マイノリティの意見も取り上げなければならないと思っているからこそのキャスティングなのでしょうが、番組としては視聴率を稼ぐ為には逆の方向で構成されているため、その人としては不遇な立場に追いやられる。
まあ、しょうがないっちゃしょうがない。
気に食わないようであれば、出演をしなければよろしい。
また、司会者などが強権で、反駁すると嫌な顔をされたり噛み付かれたりして云々という表記が記事内にあったが、それも当たり前で、司会者は番組内で表に顔を出す人間の中ではトップオブトップでございます。
逆らえません。
昔、ネット黎明期の頃、自分のサイトの掲示板が荒らされて云々とかいうQ&Aを見たら、回答者のかたは、問題人物をばっさりと切れと書かれていました。
何故なら、そのサイト内では管理人であるアナタは絶対神である。
あなたが、その世界では神なのです。
全てが管理人であるあなたの裁量で決められます、ということでした。
番組の司会者ってそういう立ち居地なんじゃないかしら。
まあ、真の管理人はプロデューサーだけどね。
あくまで表の話ね。
で、そのような愚痴を言っている方々、昔、某有名司会者の方が跋扈していた頃、同じような仕打ちを受けたら、同じように反目したのかしら?
そこらへん聞いてみたい。
ほら、あの、暴力団との付き合いがあって職を辞した方でございます。
もし似たような事があっても、当時は言えなかったんじゃないかな。
陰でも言えるようになったってことは、それだけ、今のテレビ業界が開かれている証拠ですよね。