いやリッチではなくリッチー。
というわけで、おそらく自分がギターを弾く上で一番影響を受けているであろうギタリスト、リッチー・ブラックモアについて書く。
まず名前が良い。
リッチー・ブラックモアなんてハリポタに出てくる悪い魔法使いの名前みたいだ。
そのイメージどおりか、黒魔術を使うとか、ワンマン、不遜、傲慢、粗野、傍若無人だと、あまり良いことを言われない人でもある。
しかし、少なくとも自分がギターを始めたころに一番影響を受けたギタリストでもあるし、三つ子の魂と言いますか、未だに手癖はリッチーっぽいパッセージになってしまう。
ペンタトニック主体なのは否めないが、ブルースから派生した当時のロックギタリスト界の中では異端的なスケール使いもありましたよね。
そのリッチーの度肝を抜いたのがロバート・フリップだったりしますが。
後は、おそらくジミヘンに影響を受けたのであろうアーミングプレイも豪快でしたが、その割りにはピッキングは正確で繊細だったりもする。
ルックスは先日のジミー・ペイジとは逆でギターを上のほうに構えるスタイルで、プレイ重視といいましょうか。
まあ、当時からアデランスだの、植毛だのと噂をされていましたので、そこらへんは気にしてはいなかったのか。
いや、ルックスを気にしていなければ、アロハに白いパンツ、短髪オールバックのグレアム・ボネットにロックっぽい格好をしろとギターで殴ったりはしないか。
そういえば自分、高校生くらいの頃はリッチーが愛用だというホームベース型のピックを使っていたんだな。
ベッコウは高いんで、プラスティックがメインでしたが。
ということで、今回はリッチーの話でございました。
ちなみに、かの有名なスモーク・オン・ザ・ウォーターのリフって、指で摘んで弾いているって知っていました?
本人がインタビューで、オマエラ知らないだろ?みたいな感じで喋っていたそうなんですが。
いや、ただそれだけなんですがね。