土日は買ったばかりのトーカイのレスポールの改造をした。
届いてから割とすぐにジャックだけはスイッチクラフトに交換をしてあったのだが、そのほかはパーツが足らず放置していたんですよね。
まあ、そのままでも充分に良い音を出していたと思うんですが、最近、改造マニアなもので。
手始めに土曜に、ポットとコンデンサを交換した。
ポットはお馴染みのCTS500のAカーブなのだが、トーカイのギターということでミリ規格なんですよね。
インチ規格は売っていたのですが、ミリ規格のCTS500Aがなかなか見つけられず、週末になって手に入ったので。
この段階で音を出して確認をしたところ、確実にゲインが上がっている。
ジャックとポットだけで随分と変わるんだなと認識したしだい。
コンデンサはヒグチ電子という全く未知のコンデンサを使ってみた。
ギター用に他の会社から同コンデンサのパッケージ違いが売られていたのだが、価格が全然違うので、同じ会社で同じ容量なら内部は同じコンデンサだろうという淡い期待を込め、ギターパーツ屋さんではなく、電子部品屋さんから購入した。
トーン自体はよく効く。
効きすぎるくらい。
音が良いかどうかは、聴き分けられる耳を持っていないので割愛。
この時点でブリッジ側のボリュームをいじっていなかった事で後に問題が。
日曜はピックアップを交換する。
通常ピックアップってアルニコなのだが、初めてセラミック使用のピックアップを買った。
セラミックのピックアップは何も珍しいものでもなく、昔から存在したのだが、どちらかというとドンシャリ感が強いということで、ビンテージ感を求めるレスポールマニアからは敬遠され気味なのかしら。
あと、セラミックは劣化しない、しにくいということで、これまた枯れた感じを求める諸兄からは敬遠されるのかな。
実際に音を出してみたのだが、はっきり言ってよく分からなかった。
ポットとジャックを交換した際の激的な変化ほどではなかったというべきか。
で、ボリュームを下げてどうかな?と思ったら、ボリュームが効かない。
いや、ほんの少しは効くのだが10→8くらいな変化はあるが、いくら絞っても8のままだ。
ハンダが下手でポットを焼いちゃったのかしら?なんて思って裏蓋を開けてみてびっくり。
ブリッジ側のボリュームポットの3つある端子の端をハンダでポット本体に接着させていなかった。
それで、ほぼポットをスルー状態だったのか。
よくまあ、昨日気が付かなかったもんだ。
だが、出来上がりを見ると、外観のパーツがシルバーとゴールドの混在で少し見苦しい。
なのでブリッジとテールピースのパーツを変えるかもしれない。
いっそ、レスポールにもビグスビーを付けるという手も有るが、こちらはパーツ代金みたいに3桁4桁円ならぬ、確実に5桁円は超えてくるので、ここのところギター関係で散財している自分は逡巡してしまう。
宝くじでも当たらないかな。
買っていないけど。