過去にアイドルと呼ばれる婦女子を撮影していた経験を持つ自分が感じていた、今現在の自称アイドルたちに感じる違和感の正体を分からないでいた。
最近、少し分かった様な気がする。
現在の彼女達の中には儚さがないのだ。
自分がその手の子達を撮影していた頃、彼女らは16歳前後で初めてステージに立ち、ほぼ20歳前にはいなくなっていた。
残ったのは、女優に転向した方、バラエティに活路を見出した方などごく少数だ。
それ以外はほぼ10代のうちに引退していたはずだ。
比較して、今の彼女たちは総じてしぶといのだ。
三十路近くになってもアイドルだなんて言うてけつかる。
そこらへんかな。