テレビをぼーっと眺めていたら、聞き馴染んだメロディが飛び込んできた。
PUFFYの曲だった。
しかし、イメージは全く違う。
歌い手さんが異なるからだ。
同じ楽曲でも、ここまで異なる印象になるのだな。
思えば当時、プロデューサーの奥田氏や陽水氏などの作家陣がビッグネームの為、そちらの気が行ってしまっていたが、あの楽曲は彼女達だからこその作品だったのかもしれない。
それは声質だ。
聴く限り、一人ずつでも倍音が多いほうだと思えるが、二人でユニゾンで歌うことで相乗効果があるように思える。
二人の声が絡まりあい、更に倍音も絡まり、PUFFYになるのだな。
話は逸れるが、かのビートルズでも声質で倍音が多いのはジョンのほうで、ポールは倍音が少ないように感じるが、二人がユニゾン(ビートルズの場合はユニゾンよりもハモリのほうが多いが)の声がビートルズの声なわけだな。
まあ、当時はダブルトラック全盛ということもありますが。
それだけなんだが。