ユキヒロ、教授と立て続けに鬼籍に入り、大手メディアではYMOをここぞとばかりにパイオニア的存在として持て囃していたが、ちょっと待て。

確かにYMOの後世に残した影響は多大だが、ことコンピュータミュージックのパイオニアかと言われれば、それが日本の音楽界の中ではそれに近いが、世界に目を向ければ、既にドイツのクラフトワークがいたはず。

ユキヒロが発案したというテクノカットも、クラフトワークのメンバーたちがもみあげパッツンのヘアスタイルだったので、それを参考にしていたのではないかしら。

YMOに関して色々と難しい事を説く識者も多いが、細野さんは盟友である大滝さんとの会話で、あれってトーネイドーズのテルスターみたいなもんでしょ?と揶揄され、簡単に言えばそう、みたいな返答をされていたはず。

まあこれは面倒くさいのでそう返答したのだろうが、そもそもYMOのアイデアの発端はマーティン・デニーのファイヤー・クラッカーをコンピュータの自動演奏で演るということらしいので、当たらずとも遠からずなのかしらね。

日本で全くのオリジナルの音楽が発生って、難しいんでしょうね。

昔、ミスチルが出始めの頃、自分などはこれってもろにコステロじゃん?なんて思ったし。

歌謡曲を始め、ポップス、ロック系は西洋からだし、演歌は大陸の影響があるし、雅楽くらいになってしまうのかもね。

雅楽からの発展。

難しい。

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