リアルタイムで流行している音楽を聴かなくなって、もう随分経った。
自分の年代としては別におかしくないことなのかもしれないが、国外においてはある程度年齢がいっても音楽を聴く層というのはいるみたいなので、年をとると音楽から離れるというのは我が国独特の事情なのかしら。
最近よく昭和回顧の音楽番組などが流れていますが、ことにAMラジオなどでは未だにその頃の曲がかかることも多い。
懐かしむという感情なのかと思いきや、当時を知らない世代も興味を持っているという話も聞くと、結局、今の日本の音楽シーンが停滞しているだけなんじゃないかとも思う。
自分が思い当たるフシとしては、テレビコマーシャルなどで使用される楽曲に所謂往年の曲が使用されている時だ。
その当時のイメージの映像であるならばそれはそれでいいが、全く新しい映像に過去の音楽をはめるって、それは単に今の音楽関係者の怠慢でしかないと思うのだが。
そこらへん、皆さんはどうお思いでしょうね。
音楽の供給システムもレコードからCD、そしてデータ配信になり、今では売り上げ枚数より再生回数という言葉が幅を利かす昨今。
果たして、その再生回数って言うものの実態はどうなのか。
誰かそこらへん調べてくれないのかしら。
そこらへんから、家族みな誰も知らないレコード大賞曲、見たことの無い新人賞受賞者の謎が解明されるのではないかしらね。