自分は対人恐怖症まで行かないが、人見知りという言葉で片付けられるくらい生易しいものではないという、とても説明のし難い性格でございます。

思えば昨今、コロナ渦で外出や逢瀬などが控え気味の皆様を横目にしつつ、自分自身は何一つ変わらない日常を送っているわけでして、何が苦しいのか、何が我慢の限界なのか、全く理解の出来ない自分であったりする。

上記のような性格のため、アイドル雑誌で初見の大人(マネージャーさん)と子供(タレントさん)と、一冊にあたり20人近く会って無理やり仕事をしていたのだから、そりゃ辞めたあとに精神を病むわ。

と思っていたのですが、今にして思うと、その時は気合が入っていたせいか、吹っ切れたのか、見ず知らずの他人と会うこと自体はさほど苦しくは感じていなかったんですよね。

まあ、そこで無理をしていた反動が出たのかもしれないが。

どちらかというと辛かったのは、辞めた後。

締め切りに追い回され、目が回るように忙しく、また目くるめくような煌びやかな世界に片足の親指を突っ込んでいたのに、辞めた途端、何もする事が無くなったことですかね。

退職後、実家を手伝って力仕事で汗を流していたので、その時は問題が無いのだが、その仕事が暇になると言い表せないほど大きな虚無感が襲ってくる。

そちらのほうが辛かった。

話が散らかったが、何を言いたいのかというと、あの時に比べれば今のほうが。

とどのつまり、そういう話でございます。

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