大阪なおみ選手が全仏オープンの記者会見をボイコット宣言とかで、4大会の関係者が集まって出場停止だとか、罰金だとか、なにやらかまびすしい状況になっております。
まあ、日本に帰ったら何を食べたいですかぁ?なんていう能天気な女子アナもいたりするので、気持ちは分からないことはないと思っていたが、彼女が思う不毛な記者会見とはたぶんそれではなく、選手のメンタルまで傷つけるようなやり取りが過去にあったのであろう、たぶん。
でも、これがまた難しいのは彼女がプロの選手であるということだ。
プロというのは当然、これでメシを食っているわけで、賞金を負担しているのはスポンサーの企業であろう。
スポンサーの企業は一般の視聴者、ファンに対してのコマーシャルの一環として、協賛や主催をしているわけで、それらの一般大衆とスポーツを繋げているのはメディアなわけですわな。
どんな成績を残そうとも、メディアが伝えなければ、実際に会場に来場した人たちにしか伝えられない。
もしくはそこからの伝聞。
これは企業としての広告効果としては弱い。
確かに、特に海外のスポーツメディアはかなり失礼な事を聞いてくる記者もいるそうだが、ここはひとつ、八方上手くまとまる案は無いものかね。