昨夜何の気なしに動画を観ていたら、レインボウだかパープルだかのサムネイルが出てきた。

そういえばギターを始めたころに散々コピーして弾いたなあと思い、手元にあったストラトを手にとって弾いてみた。

曲は当然?スモーク・オン・ザ・ウォーター(何が当然なのかは不明

モントルー、レマン湖のほとりのカジノでザッパ&マザーズがライブをしていたのだが、オツムのイカレたファンがカジノの施設の天井に照明弾を打ち込んでカジノは全焼。

その模様を見ていたパープルのメンバーがそのまま歌った曰く付きの曲ですね。

で、この曲のギターソロなんですが、エレキギターを始めたギター小僧が最初にぶち当たる難曲なんですね。

ちょっと聴くと、そんなにベラボーな早弾きがあるわけでもなく、リズムもミディアムテンポなんでちょっと練習をすれば簡単に弾けそうなのですが、実はちゃんと正確に弾くには意外としっかりとしたテクを身に付けていないと弾きこなせないという、まあなんともギターの入門曲らしいもの。

そこらへん、リッチーが考えたわけではないだろうが、結果的にね。

チョーキング、チョーキングビブラート、チョークダウン、ハンマリングオン、プリングオフ、スムースな運指、スタッカート、弦を跨いだ連続3連符、演奏中のスイッチ切り替え等々、ちょっと書き出しても入門曲としては充分すぎるギターテクが織り込まれております。

かくいう自分、未だに3度出てくる3連符の箇所の3番目が未だに上手く弾けません。

いや、それなりには弾けるのですが、あくまでそれなりで、リッチーみたいに鼻歌交じりで弾いてみましたみたいな楽勝モードでは無い。

そんな、ギターを始めたばかりのギター小僧にはなかなか奥が深い曲なのでございます。

ちなみにこの曲のギターリフはギターソロ以上に有名で、これまたギターを嗜む人であれば一度は弾いたであろうリフなのですが、巷のギターマニア、ギター講師の方々が言うには、このリフ、ダウンピッキングではなくアップピッキングで弾いているとの説を説く方が多い。

多分に、演奏動画などでそう確認が出来るのあろう。

しかし、以前リッチーのインタビューを和訳してあるサイトを読んでいたら、リッチー曰く、指で摘みあげて弾いているそうで。

リッチー、誰もそんなこと気がつかないだろ?みたいに嘯いていましたが、その真実はいかに。

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