以前にも書いたが、昭和歌謡、80年代アイドルがZ世代に人気だそうで。

ノスタルジーにクリエィティブなしという格言が好きな自分ではあるが、聖子ちゃんより年下で、伊代ちゃんよりは年上のアラカンとしては、ストライクな話題でもある。

中でも花の82年組が人気だそう。

まあ、この年は確かに大豊作で、翌年デビューの人たちが可愛そうなくらいだった。

聖子ちゃんブームの中、彼女を模したスタイリングでデビューをするのが定番だったが、デビュー後に少しずつ自分のキャラを固定させて行ったことも成功の秘訣かもね。

著名なところで言うと、ハワイ在住の帰国子女ということで、夏、海のイメージを強調した早見優。

なにかドン臭い、守ってあげなきゃ感を大映ドラマで昇華させた堀ちえみ。

何を歌ってもポップスになる聖子と比するかのように、逆に何を歌っても歌謡曲臭が出る中森明菜。

長い髪と同時に、自ら歌謡曲臭を切って成功した小泉今日子。

太股一本(正確には2本)で成り上がった石川秀美。

デビューは前年になるが、郷ひろみ、平山美紀に次ぐ、ルックスと声質の乖離と、その傍若無人とも言える都会娘パワーで世を蹂躙した松本伊代辺りが出色なんでしょうかね。

個人的には、佐久間/島のプラスティックスコンビが作ったニューウエィブ臭漂う楽曲をやる気の無さそうに歌うソフトクリーム、この年、松本/京平コンビが手がけた中では出色の出来だった佐東由梨、歌唱力声質ともにバツグンだが、いかんせんルックスが平均値以下だった川島恵、珍しい阿久悠/細野タッグでの問題作でデビューした真鍋ちえみなどがお気に入りだったな。

そうそう番外で原田知世もいたね。

彼女の場合、前年の薬師丸ひろこの後継枠なのだが、個人的にはこれまた前年デビューの伊藤つかさと同じく、悪い大人に騙されて連れてこられちゃった感が痛々しくて、それがまた魅力的でした。

こうしてみると、今現在アイドルを自称している子達ってキャラが弱いんですかね。

ルックスやスタイル的には総じて上がってきていると思うのですが、ただそれだけで、出汁の利いていないスープみたいだ。

日本人は出汁を大事にするからね。

意味不明な締めでスミマセン。

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