何を隠そう、って隠してはいないか。
自分は今、とある製品を作る工房のネットショップ管理の仕事をしている。
写真撮影では食えないからだ。
色々なモールや自社サイトなど、複数のショップの担当をしていて、その中にはR天も含まれている。
少し以前、ガーシー問題でも話題になったR天ではあるが、その問題が出る以前から自分はあそこが嫌いである。
モール内のショップ管理をしてはいるが、個人としては会員にもなっていないし、買い物をしたことも無い。
自分管理のショップ以外は見もしないので、今はどうだか知らないが、自分がサイト管理を始めた頃はR天が際立ってダサいデザインだったんですよね。
もう、HTMLのスキルの問題ではなく、センスが悪いというかセンスが古い。
R天の商品ページって、ただひたすらデカくて目立てばいい的なロゴや目が痛くなるようなカラーリング、さらに酷かったのは画像のwidthのサイズを統一していないので、あっちが出っ張ったり、こっちが引っ込んだりともうグチャグチャだった記憶がある。
他にも、モール内の検索の条件なのか、少しでも関連するワードを大量に羅列しすぎて、しまいには何の商品なのか不明になる商品名表示欄とかね。
総じてネットの扱いに暗い店子さんが、素人として作ったからそうなったのかと思っていたのですが、実際に自分でショップ作成をしてみると、R天本社の当該ショップ担当者さんからそう指示が来るんですよね。
こうすれば売れますよ!って。
つまり、あのゴチャゴチャ感がR天のカラーなんだな。
売れる売れないは別にして、自分のセンスとしてちょっと許せなかった、というか作ってて悲しかった。
他にも、たぶん最初の契約にそうは書いてあったのであろうが、後からコロコロと規約を変えてくるのも困ったな。
ある時、ゴチャゴチャとした画像を禁止にして、アマゾン風のシンプルな白背景の画像にしろと指示が来た。
その時点で自分の場合、4桁に近い数の商品ページがあったのですが、全部直しました。
直さないとモール内に載せないとか、罰金だみたいな事を言ってきた記憶があるな。
元々、そういうゴチャゴチャしたものにしろと指示してきたのはソッチじゃないかよ!
言われなきゃ、わざわざあんな汚らしいデザインで画像作成するかよ!
ねえ。
他には、これまた前の話になるが、R天が海外進出していた時期があり、R天側でフォローをするから海外にも出品をと促されていた時期があったのだ。
国内ですら、対面販売で無いのだから、顧客との色々な齟齬や誤解が発生する可能性があるのに、言語が通じないとなると目も当てられない事態になるのでは無いかと危惧をしていた。
しかし、ある程度の英語訳のテンプレを用意してくれているので、大丈夫だと上司も言うので。
というより使われている身なので、上が決めれば断ることは出来ない。
案の定、海外顧客とトラブル発生し、さらにR天が用意していたテンプレでは対応の出来ない事案だった。
そこであることを思い出した自分。
R天って社内での会話は全て英語でって吹聴をしていませんでしたっけ?と。
それなら当然、ウチの会社のショップの担当者も英語に堪能であるはず。
担当者に連絡をして、せめてアチラさんのいいぶんの訳だけでもして頂いたらと上司に進言をした。
……が、いつまでたっても担当者様からの返信は来なかった。
最近では送料無料問題なんていうのも発生したが、書いていてもきりがないのでこのへんにする。
まあ、上記のようなこと総じてR天クオリティと呼ぶのだな。